ドッグトレーナーも家に帰れば1人の飼い主 ~少しの失敗が~
しつけ教室
今日は失敗したことを書いちゃいます (^_^;)
小町部長が我が家の家族になり数か月後の天気がいい朝の散歩での出来事でした。いつも通る散歩道。その日も小町部長と峯岸はリズムよく歩いていました。そんな時に起きるんです。こういう事は。峯岸の気が抜けていたんでしょうね。突然、手に強い衝撃。そしてリードが手から離れました。一瞬何が起きたかわかりませんでした。すると、小町部長がダッシュで家と家の間の隙間に向かって走っていくのが見えるじゃないですか。その先には “白と茶色のネコ” が・・・
あっという間に小町部長もネコも見えなくなりました。一瞬頭に浮かんだのは交通事故の映像。それからです。この事態の大変さに気がついたのは。全身に何ともいえない寒気を感じました。車の下を覗いたり、家の裏に回り込んだり、早朝なので小声で小町!と言ってみたり、かなりの挙動不審者。
すると、小町部長が “ハァハァハァ” と言いながら何ともいえない満足げな顔でひょっこり戻ってきました。あの時の小町部長の表情は今でも忘れません。追いかけられたネコも背中を丸めて鋭い目つきで遠くからこっちを睨みつけていました。ネコも小町部長も無事で何より。ホッとしました。それと同時に峯岸は、自分の気の緩みに対して憤りも感じました。もう二度とリードは離さないと心に誓い、これでこの話は終わるかと思ったのですが・・・
大変なのはこの後でした。小町部長はネコへの執着が日に日にひどくなり、ネコを見ると身震いをしながら “追いかけたい!” と体全体で訴えてきます。時にはキューキュー声が出ることも。それまではネコを見ても追いかけるそぶりすらなかったのに。その出来事を境にネコを見ると異常な状態になるんです。峯岸の一度のミスが小町部長の本能に火をつけてしまったんです。追いかける喜び、もしかすると狩れるという思い。小町部長にとっては何よりも楽しいことだったんでしょう。
それから直すように練習をしていますが、とっても難しい。オスワリしてネコを見送ることがなんとか出来るようになりました。でも、追いかけたいという小町部長の高揚感はなくなりません。小町部長は現在6歳。生後数か月の出来事を今でも引きずっているんです。峯岸の気の緩みが原因でこんなに長く。
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