家の中での排泄に悩んでいる飼い主さんは多いと思います。犬がトイレを自らの意思で覚えるのは難しいですからね。ブリーダーさんやペットショップなどで覚えてきてくれたり、さほど教えなくても覚えてくれたりしたらラッキー！

ONEFLAPでもトイレがお悩みの飼い主さんは上位に位置づけられています。峯岸は、トイレのしつけは、飼い主さんが愛犬と向き合うためのスタート地点だと考えています。オスワリ、マテ、などよりも早くしっかりと教える必要があるからです。せっかく家に迎え入れた犬と向き合うチャンスをもらったんですから楽しんでがんばりましょう！くどいですが、犬が自らの意思で覚えることはないですよ。

トイレを教える方法には、トイレシート、サークル、クレートなど準備するものがあります。今回は実際に練習する方法は、本などでもたくさん書かれているので横に置いておきます。

今回は、目先を変えてトイレチェックシートについて。

ONEFLAPでは、トイレの問題を抱えている飼い主さんと犬には、トイレチェックシートの記入もお願いしています。実際に過ごした1日のスケジュールを記入するものです。何時に起きて、何時にご飯を食べて、何時に散歩に行って、何時に犬がトイレに行って等々。それを毎日記入してもらい1週間ごとに飼い主さんと話をしています。3週間程度書いていただくと、犬と飼い主さんの行動が見えてきます。

このシートで知りたいポイントはいくつかあります。

・排泄の時に飼い主さんは何をしていたのか？
・排泄の前に犬は何をしていたのか？
・排泄の間隔はどうなっているのか？
・外での排泄はどうなっているのか？

他にもありますがこのくらいにしておきます。そして、シートの結果を参考にトイレの失敗をなくしていきます。食事の後には必ずトイレをするのであれば、トイレを促すようにします。朝、散歩をすると昼間の失敗が少ないのであれば、朝の散歩を徹底してもらいます。

犬のトイレの間隔を知ることで、飼い主さんの時間の使い方も上手になってきます。シートを記入する副産物としてご家族と犬の生活のリズムもわかります。愛犬と楽しい生活を送るためには書いて視覚化することも大切なんですよ。

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峯岸　徹