楽観的なタイプの犬と悲観的なタイプの犬
しつけ教室
多くの犬達と接していると楽観的なタイプと悲観的なタイプの犬がいるように思います。(実際に大学で研究している方がいるようです)
例えば1つの物音を取っても楽観的なタイプの犬は気にすることもなく行動を継続します。さらに音の方向に走って近寄る犬までいます。逆に悲観的なタイプの犬は、その音に怯えその後の行動にも影響が出てきます。震えが止まらず動くことができないなんてことも起こります。これは単に社会化不足でかたずけられるものではなさそうです。
さらに問題になってくるのは、飼い主さんの考えです。犬は楽観的に行動すると思っている飼い主さんのもとへ悲観的な犬が迎え入れられた場合。その逆の場合もあります。理想からかけ離れた行動をとる犬とどのように接していいか分からなくなってしまう飼い主さんが多くいます。これが人も犬も不幸になる始まりになることも。
楽観的な犬と悲観的な犬は遺伝的要素も含まれていると思います。そう考えると犬を迎え入れた時にはある程度は先天的にタイプが決まっていることになります。飼い主さんが理想と思うタイプの犬と実際に迎え入れた犬のタイプが違うミスマッチが起こらないようにするためには迎え入れる子犬の親のタイプを知ること。もっと確実に理想のタイプを迎え入れたいなら両祖父母犬のタイプも知る必要があります。
調べることが出来ない犬を迎え入れると決めた場合には、ミスマッチが起こりうることを飼い主さんは最初から理解する必要があります。もし、ミスマッチが起こった場合にはその犬のタイプを受け入れて接していくことが大切です。人の気持ちを犬に押し付けるようなことはせず、犬個体が持っているタイプを大切に育てて下さい。
峯岸はドッグトレーナーなので飼い主さんと犬の関係改善のお手伝いはします。しかし、犬を迎え入れる前に出来ることもあるので多角的な判断をしてほしいと考えています。
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