ワン・トレで犬になる
ワントレ
12月14日(月)にワン・トレに行ってきました! 場所は、いつもの厚木セラピーロードです。今回は、ドッグトレーナー仲間のガイドで行ったのでお店からの参加した犬はいませんでした。
この時期のワン・トレは最高にいいですね! ワン・トレに行った前日に少し雨が降ったので山肌からはちょろちょろと水が湧いていたり、落ち葉が何層にも重なりふかふになった山道があったり、枯れた葉にあたる独特な風の音を楽しんだり、人間に戻らせてもらったような気がしました。峯岸は、埼玉の田んぼの中で生まれ育った田舎者ですからそう感じるのかもしれません。
犬達も同じかもしれません。山の中に一歩足を踏み入れた瞬間からリトマス試験紙の色が変わるように何か反応が起きているように見えます。今回は、音が苦手、人が苦手、男性が苦手というのうな犬達も来ていましたが一緒に山を歩き、一緒に休憩をして、同じ時間を過ごし、トレッキングが終わることには、問題を抱えている犬には見えなくなっていました。きっと犬達も犬に戻るきっかけを手に入れたんだと思います。
犬達の歩き方も山に入る前と後では違いがあります。街中の生活では常に平らな道を歩いているので体の使い方が固定化されてきます。常にヒールウォークを求められている犬はさらに固定化されていると思います。ヒールウォークがダメという話ではないので勘違いしないでくださいね。山道の場合は、木の根、岩場、落ち葉、水が流れていたりしますので常にバランスを取りながら歩く必要が出てきます。体全体を使って歩くことで、その犬本来の歩き方が戻ってきます。犬はかなり険しい場所でも対応できるだけの身体能力を持っています。でも日々の散歩では、人間が歩きづらい場所は避けられてしまうので、どうしても平らな場所だけになってきます。犬が本来持って使える筋肉、関節の可動域は活かせていないと思います。
散歩はただ歩けばいいと思っている飼い主さんには、この点も是非知ってほしい部分です。筋肉量、関節の可動域、運動をさせて犬本来の動作を使わせてほしいのです。人間も体を使わないと体が重くなり、固くなって、関節の可動域も小さくなります。犬も同じです。
さあ、今週末は犬と一緒に出かけて下さい! そして、愛犬の犬の部分を思いっきり引き出して下さい!
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