運命的な出会いを期待して!
しつけ教室
ONEFLAPでは、アニマル・ハート・レスキューさんが保護した犬をお預かりしてリフォームをしています。犬でリフォームなんて聞きなれないですよね? 違和感ありますか?「reform = 矯正、好転、改善、くせ付け」って感じですかね。海外では、リフォームって一般的な気がします。
さて、今、お預かりしているのは、MIX犬でメスのラブリーです。とても厳つい顔つきですが、甘えん坊で人も犬も大好きです。体全体でそれを表現してきます。教室でのプログラムは、里親さんのところに行っても過ごせるように問題行動矯正、基礎トレーニングを中心に組み立てます。ラブリーをお預かりしてから1ヶ月が経ちますが、順調にプログラムも進んでいき、ONEFLAPのスタッフ達とは問題なく接することが出来てきました。しっかりと指示を聞くことも出来ますし、歯を当てたり、飛びついたりもほとんど見られません。
ここまで来ると次のステップです。次ラブリーには、飼い主さんの接し方に近いボランティアさんとの接し方を覚えてもらいます。一般の飼い主さんとドッグトレーナー、トリマーとでは犬との接し方が違うので飼い主さんに近い立場の人との練習が必用な場合もあります。ラブリーは17kgあり、テンションも高めなのでこのようなステップを組み込みました。
最終的には、里親さんも一緒にレッスンをしてもらうのが好ましいと考えています。一緒に生活をする家族で犬の行動は大きく変わってきます。ONEFLAPのスタッフや保護団体さん、ボランティアさんと上手に接することができたとしても里親さんも同じようにできるとは限りません。犬を迎え入れたときは問題がなくても少しずつ問題が表面化することもあります。ラブリーに限ってはそんなことはないとは言えません。どんなに丁寧にリフォームをしても最終的には里親さんとの関係作りが一番大切になってきます。
ラブリーにはいい里親さんと運命のような出会いをしてもらいたいと願っています。